あけましておめでとうございます

滋賀は雪です。
なんでいつもいつもこんなクソ寒い日に限ってストーブの灯油が切れるんだ――と外にあるポリタンクから給油、部屋に戻ってきたところで、暖かい日にはストーブ点けないからであることに気付きました。当たり前ですね。
――少し疲れてるのかもしれません。

少々遅くなりましたが、あけましておめでとうざいます。
昨年は皆様のおかげで、無事デビューシリーズを完結させることができました。
今年は新シリーズの方も始まる予定ですので、どうかこちらも可愛がってやって下さいませ。

原稿の進行具合がそれなりで、今年はまずまず落ち着いた年始を過ごすことができました。
新年の抱負としては――そうですね、もう少し書くのを早くしたいかなあ。
まあ、良い年になるよう頑張ります。
ちなみに初詣で引いたおみくじは末吉。微妙。

さて、新作ですが、着々と進んでおります。
おそらくもう少しすれば、発売日等お知らせできるのではないかと。公式のアナウンスがでたら、このブログでもお知らせいたします。はい。
ちょこっとどんな話かと紹介すると――『あーカレーって美味しいよね』みたいな。
刮目して待て！
……あ、過度な期待はプレッシャーに弱い作者の胃を破壊するので、ほどほどにご期待下さい。

それでは、また。

近況

えー、三ヶ月……ってかほとんど四ヶ月ぶりの日記です。何とか生きてます。
どうにも長文書くのが苦手で（作家の台詞じゃないな、これ）ブログ放置気味なんですが……twitterの方ではときどき呟いてますので、よろしければこちらをどうぞ。
http://twitter.com/suebashi

近況ですが、一応仕事は進めております。
なんせ遅筆なもんで自分でも呆れるほどの進行速度なわけですが、まあ、なんとか形になりつつある感じ。
明るく賑やかな作品になればなあ、と思っています。具体的なことが決まりましたらまたお知らせしますね。

ポメラ買いました。便利。ま、いろいろと機能の制限はありますが、ノートパソコンと併用しつつ、深夜のファミレスで原稿を進めてます。
余談ですが滋賀の田舎には２４時間営業のファミレスがありません。夜型自由業の人間にとっては不便です。まあ、開けてても儲からないんでしょう……
あと、Ｊリーグが大詰めを迎えつつあり、セレッソ大阪の勝敗に一喜一憂してます。最近は憂が多いです。一時期は二位まで行ったのになあ。

あ、初音ミクで一曲作りました。良かったら聞いてみてください。
色々とぐちぐちうじうじ悩みがちな性格なんですが、作る曲は基本的に脳天気です。

では、また。

スクランブル・ウィザード7

ご無沙汰しております。ワールドカップで寝不足気味のすえばしです。

スクランブル・ウィザード7 (HJ文庫)

スクランブル・ウィザード７発売中です。よろしくお願いします。
すでに読んでいただいた方はもちろん、まだ手にとっておられない方もおそらく知ってらっしゃるかと思いますが、この巻をもちまして完結となります。
ここまで支えてくださった出版関係者の皆様、イラストのかぼちゃ様、読者の皆様に改めて御礼申し上げます。

や、まあ、堅苦しいことは置いておいて、とりあえずゴールできてほっとしているところです。100％ではないものの、書きたかったことは大体書けましたしね。
最後なので、キャラたちの裏話などを簡単に。
（あ、シリーズ全体のネタバレを含みますので、未読の方は以降は読まないことをお勧めします。またイメージを壊されたくないという方も見ない方が良いかも）

・椎葉十郎
最初のうちはトゲトゲしい人でしたね。対人コミュニケーションの経験値が低く、他人に興味を持てなかったり、「これをすれば相手は不快になる」ということが理解できなかったりというところからのスタートでした。実は一巻のころの言動（月子泣かせたりとか）には結構批判もいただいてます。社会不適応者から、徐々に主人公らしくなっていったかな、と。
読んだ方はお分かりでしょうが、根っこはかなり真面目かつ割とヘタレです。

・雛咲月子
ヒロインというか、もう一人の主人公。ある意味彼女を書きたくて始めた物語なので。
背伸びしつつ頑張る女の子は好きです（いやロリだからとか関係なく）。構想段階から完結に至るまで、キャラがほとんどぶれませんでした。
基本良い子なんですが、若干構ってちゃんで結構すぐ拗ねます。鈍感な相手を選ぶと大変ですね。

・卯滝唯里
月子と熾烈な争いを繰り広げるライバルヒロイン……の予定で登場させました。でも結局いいお姉さんのままで終わったような。
実は初期設定ではクールでツンツンツンツンデレな感じの人でした。おバカ大食いキャラにするつもりは無かったんですが、どうしてこうなった。
自分の中でキャラが固まるまでは少し動かしにくかったんですけど、後半は頑張ってくれましたね。

・椎葉一花
諸事情あって、退場が当初の予定から大きく早まった人。初期の構想ではラスト近くまで生きてるはずでした。宙に浮いたエピソードがかなりあって、その点、残念と言えば残念。一巻にも登場してますが、三巻で再登場させてからは異様に動かしやすかったので、もうちょっと活躍させたかったかな。
言うまでもないですが重度のブラコンです。生きてたら月子とはかなり緊張感のある関係を築いていたのではないかと。

・最部駿介
おそらく作中もっとも読者の皆さんからの評価が変化した人物。一巻のストップ安から、最終巻ではストップ高に。彼なりに反省しているので、もう弱いものいじめ（猫含む）はしていません。
素質的にはＢランクの上というところですが、周囲に様々な一流魔法士が居るのと、隠れた努力家でもあるので将来的にはかなり実力を伸ばすでしょう。
今まで押しに強い人に出会った経験がないので（むしろ周囲から避けられていた）、数年のうちに美優里に押し切られるかも。

・アデル・クァン
出番の少なさの割に妙な人気がありました。なぜだ。や、まあ、こういうどこかずれている子というのは書いてて楽しいんですが。
自我に目覚めたての子供のようなものなので、興味を覚えた対象はしつこく追いかけまわすことでしょう。

次回作はまだ未定です。色々考え中。なるべく早くアナウンスできればと思いますので、もうしばらくお待ちください。

小此木鶯太郎の事件簿 03 04 05 三つの謎宮

サークル安楽椅子犯人で作っているフリーのノベルゲームが完成、公開されました。

　　

賞品付き謎解きノベルゲーム『小此木鶯太郎の事件簿 03 04 05 三つの謎宮』（問題編）
ダウンロードはこちらから。
http://hannin-a.sakura.ne.jp/

フリーゲーム、そして現在ガンガンオンラインにて好評連載中の「小此木鶯太郎の事件簿」シリーズ新作です。
ゲーム中の情報からプレイヤー自身の手で謎を解きメールで解答を送付、という企画。
全問正解者には抽選で賞品も用意しております。
前作は約３００通のご応募を頂きました。
今作も一般常識と作中の手掛かりのみで答えを導けるようになっていますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。
ちなみに私の担当は音回りとテストプレイ等のお手伝い。

……エイプリルフールですが、嘘情報ではないですよｗ

スクランブル・ウィザード６

スクランブル・ウィザード6 (HJ文庫)

というわけで６巻発売中。
大詰めを迎え、物語はシリアス度を増しております。
よろしくお願いいたします。

あとツイッターも始めました。
よろしければフォロー等ご自由にどうぞ。いやまだ何が何だかよく分かってませんが。

http://twitter.com/suebashi

一月もそろそろ終わりですが……

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
昨年は読者の皆様のおかげをもちまして、三冊の本を上梓することができました。
２０１０年はさらに一冊でも多く本が出せるよう頑張る所存です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

えー、ちなみに前回の日記に書いた願望も虚しく、年末年始はひたすらお仕事でした。
書くのが遅い人間はとにかく執筆時間を増やして頑張るしかないのです、はい。
あ、時間を作って初詣だけは行ってきました。京都の八坂神社。
……おみくじ、凶でしたけどね。
新年早々エアコンが壊れてコート着ながら執筆したり、身動きが取れないほどの腰痛に悩まされたり、それが治ったと思ったら寝返り打てないほどの首痛に悩まされたり、なんかもう出だしから今年はダメだ感がただよっておりますが、私は元気です。多分。

とりあえず６巻の作業が一段落したので、ようやく普通にご飯食べたり眠ったりできる日々が戻ってきました（や、まだ著者校とかあとがきとかが残ってますが）。
先日完成稿提出記念に（一人で）近所のサイゼリヤにいってお祝いをしました。
気ままに飲み食いしてたら会計が５０００円を越えました。
……あれ？　これだけ出したらそこそこの店でそこそこのコースとか食えたんじゃね？

「湖岸の盲点」オンラインコミック

サークル「安楽椅子犯人」にて私がお手伝いしていましたノベルゲーム「湖岸の盲点〜小此木鶯太郎の事件簿〜」がガンガンオンライン（スクウェア・エニックス）にてコミック化されました。現在第一話が公開中。
「読者への挑戦」企画に正面から取り組んだ意欲作です。是非ご覧下さい。
http://www.square-enix.com/jp/magazine/ganganonline/comic/kogan/

また、安楽椅子犯人ホームページにて、原作ノベルゲームの問題編、解答編を無料で公開しております。よろしければこちらも遊んでいただければ嬉しいです。
http://hannin-a.sakura.ne.jp/

私個人の方は「スクランブル・ウィザード６」を執筆中。
今年は追い詰められていない状態で年末年始を迎えたいなあ……